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ゲーミフィケーションで社会人基礎力は学べる?

お役立ち記事
2025年4月23日

ゲーミフィケーションで社会人基礎力は学べる?

最近よく耳にするようになった「ゲーミフィケーション」という言葉。
ゲーム要素を業務や学習に取り入れることで、参加者のモチベーションを高め、楽しみながら学べる手法として注目されています。
そんなゲーミフィケーションですが、実は“社会人基礎力”を育てる研修にも非常に効果的だということをご存じでしょうか?
今回は、特に夏〜秋にかけて実施される新卒入社半年後研修を検討している企業様に向けて、ゲーミフィケーションを活用した社会人基礎力の育成についてご紹介します。

入社半年後、研修を通して何を伸ばすべきか?

新卒社員に対しては、入社時にビジネスマナーや社内ルールなどを学ぶ「定型研修」を実施する企業が多いかと思います。しかし、配属から半年ほど経過すると、現場での業務にも慣れ、「次の成長段階にどうつなげるか」が課題になります。
このタイミングで求められるのが、“社会人基礎力”の強化です。

社会人基礎力とは?

経済産業省では3つの能力要素と12の能力要素に分類した「社会人基礎力」を提唱しています。

ゲーミフィケーションで身につく社会人基礎力

ゲーミフィケーション研修では、以下のような社会人基礎力を自然に引き出すことができます。
  • 1. 主体性・実行力
    ゲーム内では明確な正解や道筋が与えられない場合も多く、自ら考え、動くことが求められます。
  • 2. 課題発見力・創造力
    プロセスの中で、チームごとに異なるアプローチを試しながら解決策を模索するため、柔軟な発想や新たな視点を養う訓練になります。
  • 3. チームで働く力(発信力・傾聴力・状況把握力など)
    チームで1つのゴールに向かっていく過程では、自然とメンバー同士のコミュニケーションが生まれ、情報の共有や役割分担が促進されます。

【事例紹介】謎解きゲーミフィケーションで変わった若手の行動

実際に弊社が提供した「チームビルディング×謎解き研修」では、IT企業の新卒社員20名に対して、配属半年後のタイミングでゲーミフィケーション研修を実施しました。

参加者の方にはそれぞれ役割が与えられるため、全員が主体性を持って取り組まないと進められない内容となっているため、社会人基礎力を上げるのに非常に効果的です。

実施後のアンケートでは、
• 「普段あまり話したことがない他部署の同期と協力することで、新たな気づきがあった」
• 「自分の意見を出すことが怖かったけれど、ゲーム形式だと自然に発言できた」
• 「チームで成功体験を積むことで、自信につながった」
という声が多数寄せられ、研修担当者からも「次の日からの業務でも会話が増えた」「困った時の相談がしやすくなった」などのフィードバックをいただいています。

半年後の“再スタート”に、学びと気づきの機会を

社会人としての土台ができつつある入社半年後。この時期は「なんとなくできるようになった」から「主体的に取り組む力」へと成長させるタイミングです。

堅苦しい座学ではなく、“体感”として社会人基礎力を伸ばせるゲーミフィケーション研修は、今後の成長を左右する重要な一歩となります。

社会人基礎力研修にも、アソビズの謎解きを

aso-bizでは、参加者の方が楽しく、ゲーム感覚で取り組める研修コンテンツを提供しています。
このトレーニングでは、参加者が課題解決能力やチームビルディング、成功体験の共通などを高めることで、より働きやすい職場・環境づくりにとても有効です。

弊社の謎解きプログラムはニーズに合わせてカスタマイズ可能であり、企業様ごとの悩みや課題に合わせたご提案をさせていただきます。離職率の改善や、将来を見据えたリーダーシップ開発を検討している方はぜひお問い合わせください。