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2025年トレンド予測!2024年のHRトレンドから見る今人事部がやるべきこと

たつみまや
2025年2月20日

2024年のHR市場トレンド

1. 人材戦略の高度化・データドリブン化

データを活用したワークフォースプランニングやタレントマネジメントが広がり、人事部門は経営層への戦略的なインサイト提供が求められました。

2. リモートワーク・ハイブリッドワーク環境の定着

リモートワークは多くの企業で定着しましたが、一方では業務効率やコミュニケーション鈍化による対面へのより戻りも発生しました。リモートワーク実施時であっても、従業員のパフォーマンス管理やコミュニケーション最適化が重要な課題となりHR業界でも興隆しました。

3. スキルベースの採用強化

ジョブディスクリプションよりもスキルセットに基づいた採用が増え、社内のリスキリングやアップスキリングへの投資が拡大しました。

4. DE&I推進とウェルビーイングの重視

ダイバーシティに加え、エクイティ(公平性)やインクルージョン(包括性)、心理的安全性のある職場が求められています。そこにBelonging(帰属性)が加えられ、DEIB(デイブ)として浸透しつつあります。

5. ガバナンスと規制対応の強化

リモートワークの浸透により個人データ保護やコンプライアンスがますます重要となり、HRテックのセキュリティ基準が強化されています。

2025年のトレンド予測

1. ジェネレーティブAIとHRアナリティクスの統合

生成AIを活用して人材開発プランや採用戦略の自動生成が進み、HR部門の課題解決が一層効率化されます。

2. パーソナライズされた従業員エクスペリエンス

従業員個別のニーズに対応するエクスペリエンスの提供が、企業の差別化要因となるでしょう。

3. グローバルタレントマネジメントの重要性

グローバルな人材プールへのアクセスと、多様な働き方を支えるタレントマネジメントが必須になります。

4. スキルエコシステムの深化

社内外の人材を流動的に活用するスキルエコシステムが進化し、フリーランスやプロジェクトベースでの人材活用が進むでしょう。

5. レジリエンスと持続可能性を重視したHR戦略

企業の持続可能な競争力を支えるため、柔軟な人材戦略が求められ、組織文化やパーパスを重視する傾向が強まります。

このように制度や方針などで日々移り変わるHR市場の変化に対応するため、aso-bizでは企業のチームビルディングやスキル開発を促進する「謎解き研修」を提供しています。データドリブンな戦略と柔軟な働き方に合わせたユニークな人材育成ソリューションを通じて、組織の競争力向上をサポートします。ぜひお問い合わせください。

この記事を書いた人

たつみまや

株式会社アソビズ CEO。1991年生まれ。2020年より「組織にアソビゴコロを。」をモットーにBtoBで謎解きイベントを提供している。新卒で経験した老舗メーカーでの営業から、地方創生ビジネスに興味を持ち、横浜のベンチャー「DAS株式会社」にジョイン。観光促進の観点から謎解きイベントのディレクションに従事した。2020年には謎解きイベントの関係性構築に注目し、教育・組織づくりに転向し「aso-biz」サービスを開始。2022年9月に法人化し代表に就任。表向きは、リモートワーク、女性のキャリア、組織づくりに興味。だが実はゲームや旅行、日本酒と家が大好き。筋トレとファスティングは気まぐれ。受賞:令和3年度テレワーク先駆者百選(総務省)。