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新人研修を行う目的|新人研修内容や2022年最新の事例をご紹介

たつみまや
2022年4月5日

新人研修の目的や内容を知ろう
新人研修を行うのなら目的を明確に持って、最短距離で目的にリーチできる内容にするのがおすすめです。どのような手法で進めていくと良いのか、新人研修に真剣に取り組めるような面白い事例をご紹介します。

新人研修の目的や内容を知ろう

新人研修をより良いものにしたいと考えている方に目的や内容、主な手法などをご紹介します。

1.新人研修の目的

新人研修とは、新卒または中途採用者など、新しく入社した人を対象に行う研修です。次のようなことを目的として行います。

社会人としての必要な知識やスキルと、実際の業務に必要な知識やスキルを身につけさせます。それらの研修を行いながら、会社の一員としての自覚を持たせるようにします。

また、新卒の場合は、学生から社会人への転換期間と捉え、社会人としての自覚を持てるようにすることも目的です。

2.新人研修の内容

新人研修はどのような内容で行われるのか、カリキュラムや外注と内製の違いと共にご紹介します。

2-1.新人研修の内容例

前述した目的を達成するための具体的な新人研修内容の例をご紹介します。

研修内容は業種や業務内容によって違います。特に、専門職では業務に関する知識やスキルの内容も専門的になります。

また、新卒に対しては社会人としての基礎知識などに関する研修も多く必要になりますが、中途採用者に対しては簡単に済ませるケースも考えられます。

2-2.カリキュラムも同時に決めていく

新人研修では、研修内容を決めると同時にカリキュラムも考えていくことが大切です。

例えば、始めに企業の理念や事業内容を理解することで、その後に学ぶスキルや知識がどのように必要になるのかが理解できます。

効果的に研修できるように内容とカリキュラムを決め、最終的な研修期間のスケジュール調整をしていきます。

2-3.外注と内製のそれぞれ特徴

新人研修には、自社社員が行う内製の方法と、研修業者に依頼する外注があります。それぞれの特徴は以下の通りです。

自社に合わせて柔軟に対応できるのが内製の特徴です。また、外注するよりもコストが抑えられます。

しかし、研修を担当する社員の負担は大きいうえ、研修の質や教え方は担当する社員によって差が出ます。

外注の特徴は、研修のプロに任せられる点です。専門性の高い教育内容も、専門家が担当することで高いレベルの研修を受けられます。また、社員は本来の業務に集中できる点もメリットです。

しかし、コストが割高になってしまう点と、依頼時に自社の状況や課題を説明する必要がある点がデメリットになります。

内製と外注を組み合わせる方法もあります。

3.新人研修の主な手法7つ!内容によって使い分け

新人研修の主な手法は次の7つです。

研修内容によって、効率的に学べる手法は違います。さまざまな手法を組み合わせ、最適な方法で新人研修ができるように実施計画を立てましょう。

4.新人研修に真剣に取り組んでもらう方法|面白い事例

新人研修を行ってもなかなか成果が得られない、真剣に取り組んでもらえないこともあります。こちらでは、一風変わった面白い研修をご紹介します。

面白い新人研修の事例はさまざまありますが、参加者が楽しめて自発的に動けることが大切です。また、面白いだけでなく業務に関連する内容や、社員のレベルに合ったものを選ぶことも重要になります。

5.新人研修を実施するときの注意点

新人研修をするときは、次の点に注意して行います。

5-1.振り返り研修結果を評価する

新人研修を行った後は、本人に振り返りをさせ、学んだことをアウトプットさせることが大切です。その際には、反省点だけに目を向けず、成功したことにも注目するようにします。

また、新人研修の効果を評価する際も、学んだ内容を聞き取り、理解度などの客観的な視点で評価して研修者にフィードバックしていくことも大切です。

5-2.学んだことを実践できる場を作る

研修しただけで終わらせず、研修後に実践の場を作り定着させることも大切です。事前にアウトプットの場があることを理解しておくと、研修でも意欲的に学べます。

実際の業務現場で実践することで、先輩社員の様子から自分が働くイメージを掴みやすいのもメリットです。

6.まとめ

新人研修は社会人として必要な知識やスキル、業務に関する知識を身に付けるだけでなく、社会人として企業の一員としての自覚を持たせるのに重要です。新人研修の内容はさまざまあり、業務によっても差があります。また、内容を決定する際にはどの順番で行うのかカリキュラムも同時に決め、内製と外注のメリットを生かしながら行うのが良いでしょう。

新人研修を実施するときは、本人の振り返りや研修結果の評価で効果を見えるようにすることも大切です。また、座学だけでなく実践できる場を用意することで、研修にも身が入り実際に働くときのイメージが湧きやすくなります。

お問い合わせは以下よりお待ちしております。

この記事を書いた人

たつみまや

株式会社アソビズ CEO。1991年生まれ。2020年より「組織にアソビゴコロを。」をモットーにBtoBで謎解きイベントを提供している。新卒で経験した老舗メーカーでの営業から、地方創生ビジネスに興味を持ち、横浜のベンチャー「DAS株式会社」にジョイン。観光促進の観点から謎解きイベントのディレクションに従事した。2020年には謎解きイベントの関係性構築に注目し、教育・組織づくりに転向し「aso-biz」サービスを開始。2022年9月に法人化し代表に就任。表向きは、リモートワーク、女性のキャリア、組織づくりに興味。だが実はゲームや旅行、日本酒と家が大好き。筋トレとファスティングは気まぐれ。受賞:令和3年度テレワーク先駆者百選(総務省)。